結婚後、避妊期間を除いて2年たっても妊娠されないご夫婦の頻度は10%です。
1回の排卵周期に妊娠する確率は30%です。
不妊の原因屠蘇の治療は以下のように分けられます
1) 間脳と下垂体障害 ⇒ 治療は排卵誘発のみ
2) 卵巣障害 (含排卵障害) ⇒ 治療は手術と排卵障害のみ
3) 卵管障害 ⇒ 手術と通水のみ
4) 子宮内膜への受精卵の着床障害で黄体機能不全、子宮筋腫などの器質的疾患、夫婦間のHLA-DRの類似による
遮断抗体賛成不全による着床障害
5) 精液量、精子異常 ⇒ 治療は手術、ホルモン療法、漢方薬
★ 月経不順の大部分の方々は、無排卵だったり、または周期の間隔がバラバラだけれども
毎月月経があるから大丈夫と思われていませんか?
その方々は無排卵性の不正出血を月経と間違えられていることがあります。
月経不順の原因は出来るだけ早く見つけ、治療することが大切です。
1. 基礎体温: 毎日のホルモンの動きがわかる重要な情報源です。
2. 正常月経周期: 2相性で低温相は排卵前、高温相が11〜14日続けば排卵期です。
基礎体温をつけることで以下のことがわかります。
1) 排卵有無の診断 2) 排卵日の診断 3) 避妊⇒高温相3日以降 4) 妊娠の診断⇒高温期の3週以上の持続
5) 黄体機能不全⇒高温が9日以内、高温と低温の差が0.3度以内 6) 子宮内膜症の診断⇒高温のまま有痛性無月経となる
7) 胞状奇胎の予後判断⇒中絶後3か月以内に2相性になれば良好
8) 子宮性無月経の診断⇒基礎体温が2相性にもかかわらず無月経
3. 頸管粘液検査: 子宮から出る分泌液で、排卵前には精子が通過しやすいように、水のように透明で、糸を引く液体が大量に出ます。
以下のことがわかります。
1) 無月経の診断 2) 卵胞発育の指標で排卵誘発時のHCG投与のタイミングを知る
4. 子宮卵管造影、通気、通水検査: 卵管通過性を知る
5. ヒューナーテスト: 女性性器内への精子の侵入度をみる検査で頸管粘液の質と量に対する精液の質と量の関係で精子の精子が決まります
1. 大脳のホルモン検査: 排卵誘発法が選択できます。
1) 下垂体ゴナドトロピンの測定⇒LH,FSH 一回測定により無排卵の原因が、大脳性か卵巣性か区別できます。
2) LH-RH テスト: 無排卵が大脳障害か、卵巣障害か、子宮障害か区別でき、治療目的に従って治療できます。
3) プレマリンテスト: LH-RHテストで間脳障害型に対してプレマリンテストをします
2. 卵巣機能検査
1) プロゲステロンテスト (P投与)⇒無排卵無月経の原因が大脳障害か、卵巣障害か、子宮障害か区別でき、治療目的に従って
治療できます
1. クロミフェン療法: 排卵率は第一度無月経で80%、妊娠率は20%
2. プロモクリプチン療法: 適応は高プロラクチン血症性無排卵症
3. ゴナドトロピン療法(HMG-HCG 療法): 適応は下垂体性無月経、クロミド無効例です。その卵胞発育監視法は
・ 超音波断層法 ・ 頸管粘液検査 ・ 血中エストラジオール測定 ・ 血中プロゲステロン測定です
排卵率は1症例あたり約70% 、妊娠率は約40%
副作用は卵巣過剰刺激症候群です
1. 遅延排卵: 月経開始後21日以降に排卵が起こるものです。
治療は一般的には放置してよいですが、ほかに不妊の原因がなければ排卵誘発を行います。この場合はクロミフェンを用います
2. 第一度無月経(視床下部性無月経): 原因は.ストレス、神経性食思不振症、体重増加または減少、機能性高プロラクチン血症
3. 第二度無月経(下垂体性無月経): 治療法はHMG-HCG療法のみです
4. 多嚢胞性卵巣(PCO): 治療法は排卵誘発、卵巣楔状切除(クロミフェン無効例)
5. 高プロラクチン血症: 治療法は プロノクリプチンまたは手術
6. 卵巣性無月経: 治療法はカウフマン療法、HMG-HCG療法